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2007年10月29日 (月)

東洋人中の東洋人の私

今年60歳になる丁宗鉄先生の東洋医学と未病の話を書いた「医者のいらない暮らしがしたい」なる本を読んだ。
図書館で借りたのだが、借りて正解、年寄り向けに文字がとても大きい本で、
これまで同先生の別の本や講演で聞いたことある内容ばかりだったので買う必要は無いと思った。
この本の中で、先生は「欧米人に漢方薬を処方したところ、余計に具合が悪くなったという事実と、
一患者が量を減らして飲んだら良くなったという事実から、欧米人には1/4量で処方することにした。」と書かれていた。
「普通は体重に比例して量を調整するのに、体格の良い欧米人の方が必要量が少ない。
これは長い間の環境の差によるもので、欧米人には馴染みの無い生薬が強すぎて副作用が出やすかった」との事でだそうだ。
となると、以前から漢方薬に馴染みがあったわけでも何でもないのに、飲んでもさして効いた気がしなかった私は正にに「東洋人中の東洋人」という事になる。
副作用どころか効用もいまいっぽだったわけで、ただの飲料のとなって排泄されたに近い。さすが東洋人。

この本には更に七世紀に天武天皇が肉食禁止令を発して以来、日本人は粗食に耐えられた遺伝子だけが受け継がれてきたので、
実証の人が多くなった。それなのに、急速に肉食文化になり、少ない栄養で高燃費で活動できた体が急に栄養過多になって、肥満や癌が増加したとの事で、まさにうなずける内容。
私の場合、体質をチェックすると、夏でも熱いものを飲む極端な虚証だが、
行動パターンは、食べるのも早く声も大きく、これまた極端な実証タイプで、中間証というのにも当てはまらない気もするが、
実証の人は強いのではなく、体の不調を感知する能力が低いとの事も書かれており、今回の病気にかかった状況からすると矢張り実証なのではないかと思う。
確かに風邪1つひかないので、ある日重病になり急に逝ってしまう実証タイプかもしれない。
そうならないように、歳を取ったら若い頃と同じような無茶な飛ばし方はしないようにと書かれている。
鍼灸師の先生の話とも合わせて、気をつけたいが、まあきっとそれは無理。
やれるところまでやってしまうと思う。
だから今後も、せめて未病に強い東洋医学に助けてもらってメンテナンスをしながら生きて行きたいと思う。

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12. 漢方薬の個人的勉強」カテゴリの記事

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