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2007年6月

2007年6月 1日 (金)

今回の経過その3

その頃既に食欲が減退していたが、それは更に進行した。
胃が完全に停止して全く食べられなくなったのだ。

私は普段はそもそも、多少体調が悪くとも、何か気がかりな事があっても、食欲だけは落ちないという体質だった。
そもそも、胃がとても強く、長年吐いた事が無い。
そんな私が4日連続一食も何も食べられなくなってしまった....

「なんだこりゃ!!」 吐く事は無い。食欲というものが完全に無くなってしまった。

以前、TVで石原良純さんが叔父 石原裕次郎さんが亡くなる直前は急に食べられなくなったと言っていたのを思い出した。

「死ぬんじゃないか・・・」

私は必死で、お粥お茶碗一杯でもいいから食べようとした。
それまで、成人男性の1人前の量を食べてもまだ少し足りない状態だった、グルメブログまで書いている程の私が何故こんな事態に・・・!

信じられないだろうが、私は流動食で「極力カロリーの高いもの」を探して歩いた。
例えばカロリーメイト、ウィダーインゼリーはそれなりのカロリーはあった。
やむなく、健康な時には全く手を出さないこれらの商品を食べる事にした。
他にはカップうどんとかレンジで温めるだけのリゾットなど。
しかし、何とそれ1つすら完食できないのだ。

栄養バランスが崩れる、と、飲み物は伊藤園の「一日分の野菜」に変更。
そういえば、牛乳。牛乳は普段飲まないけれども、確かに、流動で栄養を摂るには。
いいんじゃないか・・・しかし牛乳すら飲むのが辛かった。

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病状日誌 第22週目

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2007年6月 2日 (土)

今回の経過その4

インターネットで鍼灸院。・整体院を探して行った。
たどり着くまでにふらふらの状態であちこちいったけれども、即効性のあったところは無かった。
幸い15年前の整体院を紹介してくれた方がまだ会社にいて、その方に情報を聞いてみると、横浜に弟子が開業しているという。早速電話して行った。
しかし、結果は残念ながら1月通ったがあまり効果を感じなかった。
紹介してくれた方も、前の方ほどの力はないような感じをそもそも持っていたようだった。

病院の方では、もう辛すぎるという事で、ついに西洋薬を処方される事になった。
抗うつ剤と精神安定剤。精神安定剤は日中も頓服的に飲む事になった。
またしても私はショックだった。抗うつ剤は飲みたく無い。だってうつ病じゃない・・・。
私は緑内障の疑いがあった。それを理由に結局抗うつ剤は飲むのを免れた。

しかし、最終的に残ったのは精神安定剤だけだった。

「先生、折角先生の所に来ているのですから、漢方薬は飲まなくていいでしょうか…?」

『効かないものは飲まなくてよい。』

「・・・」

私は、南雲久美子医師の著書の最初のくだりを思い出していた。

『私のところに来る患者さんはだいたい精神安定剤を沢山飲まされて来ます。』

ああ、私が、私がその状態にされてしまった。おかしい。漢方専門医だったのではないか。
不定愁訴こそ漢方薬の真骨頂だったんじゃないか。
それとも私は本当に精神病なのか?

一月以上具合が悪いままだったから、それは精神状態も悪かった。
実はもっと悪い病気があるんじゃないかとついつい思うようになり、
総合病院で15年前のように、精神科、脳神経外科、泌尿器科、胃腸科と、
またも次々と検査を受けてしまった。
脳のMRIも撮ったし、尿検査、検便、胃カメラ、血液検査複数回とやったがやはり異常は認められなかった。
病気の事ばかり考えていて電車を乗り過ごしたりしていた。

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2007年6月 3日 (日)

今回の経過その5

医師は優しく熱心だった。有名な先生でもある。
私は医師を信じたかった。しかし、精神安定剤のみになった今、私は残念ながら先生を信じられなくなった。
治療指針を示してくれ、この薬である程度安定したら漢方薬に切り替えましょうとか、
眠れないならこうしたらどうでしょうかとか、生活指導があったならもう少し違ったかも知れない。

2007年1月正月明け、私はこの先生から、精神安定剤の辞めさせ方がうまいだろうと、
またもインターネットで探した精神科の経験のある漢方薬治療を主体とする心療内科医に主治医を変更した。

もちろん、鍼灸院探しも続行していた。当たりはまだ引き当てていない。
この時程、地元の情報が不足しているのを痛感した事は無かった。
鍼灸院情報はインターネット時代の今も口コミが主流なものなのだ。
鍼灸は経験がものを言う分野。年配者に名手が多く、
そういう人はお金持ちが押さえている。
インターネットに広告を出す必要も無いし、情報も出ないのでネット検索は有効な調査方法ではない。
しかし、具合も悪く、脚で探すのも難しかった私はそれでも何かつかめないかと思って探し続けた。

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2007年6月 4日 (月)

今回の経過その6

鍼灸院はなんと近所の学芸大学にあった。梁島治療室と言う。
自律神経失調症・メニエール氏病・顎関節症が得意だと書いてある。
早速、病院を変えた丁度翌週からその鍼灸院をメールで予約して行った。

鍼灸院は流行っていた。。
鍼灸師は60代だが自分でホームページを開設し、メールで患者とやりとりするという優秀な方だった。

『あなたは典型的な自律神経失調症です。自律神経失調症は病気じゃないからね。エネルギーがマイナスになっているだけですから、あなたは必ず良くなります。』

ともかく信じるしか無かった。
この先生の所はカーテンで仕切られた診療台で3人を同時に診る方式なので、発言が他の人に聞こえる。
その状況でこれだけ自信に満ちた発言をするとは、信用していいと思わせるだけのものは持っていると思った。。
更には、次回の予約は鍼灸の効果は治療2-3日後に出るからそれまでの状態をメールしてもらい、その結果で治療間隔を決めると言う。

途中で具合が悪ければそれをメールしてこいという。

『人に言う事によって症状が軽減する方向に行く。』

治療1回目はあまり効果が無かった。

『もう少し早く治してあげますからね。今回から少し強くやります。』

1週間後に2回目。

その翌週、少しだけよくなった感じがなくもない。

『エネルギーがマイナスになっている状態なのです。よくなったと思ってもまだ活動は控えてください。そのうち自分で自家発電するようになってきますから。』

2回目以降、週1回の治療間隔だったが、自分でも少しずつ良くなっている感じがあった。

『まっすぐにエネルギーが溜まって来てますからね。』

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2007年6月 5日 (火)

今回の経過その7

病院の方ではこれまでの通院歴と投薬歴を伝えた。

『山田先生の所は2回行ってないですか?・・・』

『この先生はまた有名な先生ですね・・・大分"冷え"をやってると思ったんだけど。』

どうも、こんな有名な先生方が診てきた患者がうちに来るのかといった様子。

しかし、私はその時点で既に漢方薬は全く飲んでいなかったから、
向精神薬を極力減らし漢方薬だけでコントロールできるようにしたい
というのを診療理念にしているこの医師に、よしあしは不明でも乗り換える事にした。

「先生、私のような症状の人を診たことありますか?私の周辺にはうつ病とパニック障害になった人がいるが、その人たちにどうもそれではなさそうだと言われました。」

『心療内科はあなたのような症状の人ばかりです。』

これまでの先生が精神科系の漢方薬を出しているのに対し、冷えを取る方向の薬を出すと言う。
私が体が異常に冷えて不安定になるのには精神安定剤は効いていないと言ったところからそうしたようだった。

私は既に食べられないのが1ヵ月半続いていたので痩せていた。
医師は「虚証」と判断したようで、

ツムラ当帰四逆加呉生姜湯エキス(38)
ツムラ柴胡桂枝乾姜湯エキス(11)

が処方された。

「先生、これまで飲んでいた精神安定剤も出してもらえませんか?」

『これはねぇ。。。』診療理念に反するので出したくない様子。

「私だって飲みたく無いんです。でも眠れる自信が全く無い。」

結局前と同じく寝る前に1錠、日中頓服的に半量のものを飲むという同じ薬を出してもらう事になった。

ツムラ柴胡桂枝乾姜湯(11)は効いたようだった。
夕方に具合が悪くなることが多かったが、それはこの薬を飲んで1.5時間程度すると
少し緩和され足が暖まる方向になった。

1週間後、ツムラ当帰四逆加呉生姜湯(38)は中止になり、代わりに、麻黄湯(27)を昼だけ飲むと言う事になった。

『体を温める方針で行きます。この薬は長期に飲めないので3月位まで。。。』

この薬を飲むと確かに体は温まった。日中の精神安定剤は中止することが出来た。
しかし、下痢、動悸など副作用(私は瞑玄ではないと思っている)が出て、
正直今もこの処方には疑問である。

夜間の動悸を強く訴えると、「1日1回なのにおかしいですね」と処方を変えるという。
3週後、眠れないという症状からか、ツムラ酸棗仁湯エキス(103)だけになった。
1週間精神安定剤と共に飲んだが、不眠はよくはならず、
昼間治まっていた首~肩の異常緊張が少し戻った気がした。

「先生、前の11番の薬はまた飲めないでしょうか?また首の後ろの張りが出そうで…」

いくつか質問をされたが、最初のカルテにも書いた通り、元々生理痛はとてもひどい。
その事を聞いて、代表的婦人薬の1つであるツムラ当帰芍薬散エキス(23)が追加される事になった。

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2007年6月 6日 (水)

今回の経過その8

 病院の変更に遅れること1週間で信頼できる鍼灸師を見つけたので、病院はどうでもよい感じになっていた。
時期的に漢方薬にツムラ当帰芍薬散エキス(23) が加わって丁度1ヶ月頃、鍼灸を現在の先生に変えて丁度2ヶ月後頃から症状がかなり軽減されはじめた。
2007年3月後半の事である。

 その後毎週のように階段を上がるように症状は減って行き、2007年5月、
発症から約半年、不眠と多少の肩こりなどを残して、
日常生活以外のプラスαの活動も大分できるようになった。

 一度にいろいろやったのでどれが効いたのか判らないが、私の感覚では15年前と同じく、
「鍼灸>>漢方薬」である。

 現在はまだ、鍼灸は週1、病院は隔週で、
コタロー加味逍遙散エキス(N24)
精神安定剤(睡眠導入剤として、当初の半量)

を処方され継続している。

 一時はこのまま死ぬのではないかというほど具合が悪かったのだが、
よくぞここまで治ったものだ。食事も何でも大変美味しく食べられる。

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第20回目の経過報告

・就寝時デパス服用は0.775-0.75mgに減量して継続
・小太郎の加味逍遙酸エキス継続。
・まだ少し腕・肩・脚・上顎などがジンジンするというか、
 落ち着きが無いという感じがあります。
6/3(日)鼻水。
6/4(月)鼻水。全体がジンジンする。肩凝り。少し昼寝した。
    夕方足の冷え。
6/5(火)鼻水。生理(25日)。昼足の冷え。
6/7(水)鼻水。少し生理痛。上顎がジンジンする。昼足の冷え。

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2007年6月 7日 (木)

痛みの原因

私の場合、2回とも身体の痛みがあった。
1回目は腰、2回目は右足の付け根と右臍横およびかかと。
その箇所に原因があって痛くなっているはずだと思うのが普通の考えだ。
しかし、その箇所を検査すると器質的には何も無い。
他の症状(肩から首の異常緊張、めまい、食欲不振、冷え、吐き気、変な眠気等)が良くなるに従い、
確かに痛みが消失した。。
これは何を意味しているのか。

先日、漢方専門医で精神科が専門の医師の「こころに効く漢方」(杵渕 彰, 筑摩書房)という本を斜め読みしたが、
その最初に書かれていた症例が、ひどい腹痛で救急車で運ばれ、開腹手術をしても何もみつからない
患者の話だった。

「嘘をついているのではないか?」

昔はずいぶん上からモノを言う時代だったようである。
そんな失礼な!嘘をついてまえで開腹手術をしたいバカはいないし、
そんなに日本人の知的水準が低いとも思えない。

結局この先生も同様の疑問を持ち、漢方医学を取り入れるようになったと言う。

この病気は恐らく、痛くないのに、痛みを感じる信号を脳に送ってしまう、
「制御系等の異常の病気」だと思う。心の病気としているが、私のような実例もあるから必ずしもそうではない。
電化製品で言えば、配線に異常が出ている。
配線は、今家の中を見渡しても、オフィスで周りを見渡しても、今も昔も変わらない。
本体の開発に対し、繋ぐ配線の部分については繋がっていさえすればいいというように
開発の目が向けられていない。そもそも、電源コードなど、日本製でない場合が殆どだ。
これと同じで、器質的に異常が見つけられないから配線にあたる神経伝達の制御の基礎研究が
あまり進んでいないから、「その他」の雑病として自律神経失調症という言い方が登場したとしか思えない。
どの科にも分類できない上、実際に筋弛緩効果のある精神科系の薬が効くので心の病と分類されたようだが、誠に不満である。

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2007年6月 8日 (金)

自律神経失調症と仲間だと思う病気

原因不明で難治性の、ストレス性とされている病気で、自律神経失調症と似ていると思われる病気を挙げます。多分、本当は脳内の分泌物にに異常があるのだと思われますが、まだ解明されていないなら、医者は治せないなら治せない、東洋医学を試せと言やあいいのに。

線維筋痛症

慢性疲労症候群

アセトン血性嘔吐症(この中で唯一脳幹の病気と断定された)

これらは1カテゴリにして、それこそ「脳神経内科」とでも言うべき科を作って一括して診て頂きたい。 器質的に異常が見つからないからと言って、受け取り先が無いから精神科、リウマチに似ているからリウマチ科とは場当たり的過ぎやしないか。

10001_2 アセトン血性嘔吐症を煩っていた科学者の柳澤桂子先生

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2007年6月 9日 (土)

自律神経失調症の東洋医学的解釈

今治療してもらっている鍼灸師 梁島康正先生によると、
自律神経失調症は病気ではなく、
エネルギーを前借りして使った事による、
「気の借金」だという。
エネルギーがマイナスにまで低下してしまった。
鍼灸で充電していくと、そのうち自分で発電しはじめ、両方の効果で戻る。
というか、東洋医学は健康で長寿を目指しているから、
むしろ元より強くなると言う。
これはかかった者にはイメージし易い、的を射た表現である。
確かに、SFアニメのロボットが四方八方からエネルギー注入受けている図に似ている。
というか、あのアニメの方が針灸治療風景から考えられたのかも知れない。

「ここで休んで良かったんですよ。じゃないと死んでたかも知れませんよ。」

楽しくてもエネルギーは使う。
楽しくてランニングハイのような状態になり、
疲れに気付かず、ある日突然オーバーヒートし誤動作。

うつ状態にも先生は同じ解釈を与えている。
「嫌な事ばかり考えていると、気が浪費されて、うつになっちゃうの。」

最近、心療内科医が同じような解釈を与えていたのを読んだ事がある。
「うつ病はエネルギーが低下した状態なので、きちんとお薬を飲み、
しっかり休養を取る事が大切です。」

「気」は目に見えないし、数値化できないが、
「生命エネルギー」も誰も見ていないし、数値化できない。
言い方が違うだけで同じ事を言っている。

生命には科学で解明出来ないものが確実にある。

東洋医学はそれに「気」という名称を付けて確固たる地位を与えているところは、
近代西洋医学より合点が行く。

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2007年6月13日 (水)

第21回目の経過報告

・就寝時デパス服用は0.775-0.5mgに減量して継続
 睡眠時間は相変わらず5時間前後です。
 以前は寝つきがとてもよかったので気にしていなかった
 寝具、カーテン、温度なども最近は工夫しています。
・小太郎の加味逍遙酸エキス継続。
・まだ少し腕・肩・脚・上顎などがジンジンするというか、
 落ち着きが無いという感じが少しあります。

6/10(日)夕方弱くドキドキあり。
6/11(月)日中弱くドキドキあり。昼食後、めまいが出そうで出ない感じ
       があった。肩と上顎がじんじんしている。足の冷え。
6/12(火)日中弱くドキドキあり。
6/13(水)-

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2007年6月15日 (金)

病状日誌 第23-24週目

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2007年6月17日 (日)

南会津の湯治場にて

東武特急スペーシア、野岩鉄道、会津鉄道と乗り継いで、
湯野上温泉卿に至る。
3ヶ月前、わずか3ヶ月前に、今ここにいる事が予想されただろうか…
神経が大暴走し、休むに休めなかったこの半年。
その時の恐怖を忘れる程身体は戻り、
今は畳敷きの部屋にだらりと身を横たえている。
森の息山に包まれた山の宿。
家にいる時よりやけに感じる安定感、
これが森林浴のリラクゼーション効果なのか。
同じ温泉でも、日帰り温泉施設ではこの脱力感は得られない。
テレビも付けずに薄暗い部屋でただごろごろしている。

夕食は岩魚の刺身をはじめ10品も出た。
あっさりしたものばかりだが、完食した。
何故か粥の一杯すら原因不明で喉を通らなかった3ヶ月前…私はことごとく戻った。

日曜の夜、昭和の面影漂うひなびた宿。
なんだか明治大正の文士にでもなったかのよう。
新しい明日と私の為に今は本当の休息。

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2007年6月19日 (火)

第22回目の経過報告

経過報告します。
毎日だいたい同じなので、今回から毎日の報告は無しに変更しました。

・就寝時デパス服用は0.5mgに減量して継続。
 当初の半量迄来ましたが、まだ飲まないと
 就寝後2時間で目覚めてしまいます。
 睡眠時間は相変わらず5時間前後です。
・まだ少し腕・肩・脚・上顎などがジンジンするというか、
 落ち着きが無いという感じが少しあります。
・動悸もたまに弱くありますが、気にならない程度。
・小太郎の加味逍遙酸エキス継続。

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2007年6月20日 (水)

東洋医学と出合って〜科学的思想と東洋医学

私は化学者だ。だから、もともと、最初にこの病気になる前の20代の頃は、
東洋医学は全く信じていなかった。
というか、東洋医学自体に意識が無かった。

しかし、ある日突然、近代西洋医学に強く疑問を持つ自体が発生した。

『どこも悪くないから入院させられません。家で休んでください。』

科学ライターの柳澤桂子博士も、30年以上に渡り同様の扱いを受けて来た。
アトピー性皮膚炎の友人も2ヶ月もの間入院迄させられて結局治らなかった。
現代人は誰しもが基本的に科学的ものの考え方をする。
私を含め今書いた3人は全員所謂理科系である。
そんな我々が、こうして「病院で治せない病気がある」事を知る。
そして次に口コミでわずかな望みを託して扉を叩くのが東洋医学だった。

柳澤先生は新薬が効いたようだったが、少なくとも私とアトピー性皮膚炎の友人には東洋医学は劇的に効いた。
わずかな望みどころかそこには、科学とは全く別の大河が流れていた。

それで漢方薬/漢方医学、西洋薬の歴史や薬理学の入門書を読んだ結果、
現在のところ以下のような見解である。

「そもそも漢方薬>>西洋薬 で当たり前」。

理由: 西洋薬はせいぜい100年位の歴史、しかも精神科系の薬の真っ当なモノに至っては20年位の歴史しかない。

  例: デパス(エチゾラム、マイナートランキライザー)承認年月日 1983/9/21
   ソラナックス(ベンゾジアゼピン、マイナートランキライザー)承認年月日1984
   パキシル(SSRI、抗うつ剤)承認年月日 2000/9/22

それまでの長い間、東アジア人の病気を治してきた治療薬/治療法にかなうはずない。
効果があり副作用の少ない新薬が人類の英知を集めて手に入れられるようになったのは、せいぜいこの40年位なので、
そんな1人の人生も終わっていないような間に出来たものは、
危ないものばかりであって当然。
しかし、それでも知恵を集めて創っただけの事はあり、
漢方薬の時代には治せなかったものが治せるあるいは
症状を軽減させられるようになったのは大きな進歩。
漢方薬だって、現在の処方に至るまで人体実験で失敗を繰り返してきて
得られた結果なので、その点は同じ。
西洋薬(新薬)は実はまだまだ駆け出しで、これからのものである。

これからいくつも失敗を繰り返して、多くの人命の下に信頼できる薬が誕生していくんだと思う。

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2007年6月22日 (金)

鍼灸治療の得意分野「自律神経失調症」

私は自律神経失調症に2度かかり、2度回復した。
漢方薬も飲んだが、何と言っても「鍼灸治療」が圧倒的に効果あった。
実際、自律神経失調症が鍼灸治療の最も得意とする分野である。
鍼灸学の本をぱらりと眺めたりすると、たいてい「自律神経」とか「ストレス緩和」とかいったことが書いてある。
最初に書いたが、自律神経失調症は「リラックスする能力が失われる」ものなので、
神経痛や腰痛に効くことを考えても鍼灸が最も有効な治療方法なのだ。

私は病状を会社の健康管理センターの保健師説明した際に、自律神経失調症で鍼灸治療を受けていると言ったら、
「肩こりですか?医師の紹介ですか?」と聞かれ、大変がっかりした。
保健師は病気でなく予防医学についてはもう少し知識があると思った。

鍼灸は「医学」なのですよ。

鍼灸治療の本にもたいてい書いてあるが、確かに日本では鍼灸治療は整形外科でしか活用されていない。
整形外科から治療の必要があると認められれば、鍼灸が紹介される。
確かに健康保険が効くからそのルートが正しいと考えるかも知れない。
しかし、これは森鴎外以降、ドイツ医学が正しくて東洋医学は未開で野蛮なものと勝手に決め付けられた
国の欧風化政策のせいでそうなっただけで、
実際には鍼灸治療自体を先に考えたっていいはずだ。
神経痛や不定愁訴などは、近代西洋医学でも直せないし、病気と断定すらできないので、
それ以外を主の治療方法として認める訳にはいかないという事情はある。

『自律神経失調症は病気ではありません。これは「気」の不足です』。

治療を受けている梁島鍼灸師は言う。
「気」は東洋医学独自の考え方で、近代西洋医学には無い。全てを物質に求めている。
「気」も物質をみつけられさえすれば西洋医学でも取り入れられるのだろうが、
現在までの所、エビデンスがみつけられない。

「気」が最初から定義されている東洋医学では、自律神経失調症はだから治せる病気になる。

なお、梁島先生は大学病院と提携していて、東洋医学側から西洋医学の病院を紹介する。
西洋医学が向いている病気だってあるからだ。

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デパス無しで6時間半快眠ついに達成

昨年2006年11月21日からずっと不眠が続いており、最近はそれ以外の症状はほぼ皆無になったものの、不眠はまだ続いていた。

昨年2006年12月8日に初めて出されたデパス(マイナートランキライザー)は、その後も催眠剤としてやむを得ず就寝前だけずっと服用してきたが、6月に入ってから徐々に減らしており、最近は半量で眠れる迄になった。

最近は不眠の人が増加したのか、認知度が上がったのか、不眠を研究している医師もおり、有名なところでは「枕」が不眠の最大の原因と考える山田朱織医師がいる。

先日2007年6月7日に、彼女の不眠についての講演会があり、会場でオーダーメイドの枕を作成してくれるというのがあって、やれるものは何でもやろうと、この会に参加して計測して枕を購入した。枕は計測と合わせて19,000円もするものだったが、今回の病気で健康のためにこそお金は使うべきだと思っていたし、ロフテーでオーダーすればもっと高価なので、まあいいだろうと思った。

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枕は2007年6月21日に到着した。早速使用し、デパスを飲まないで寝たが、この日は眠りが浅かった。

「やっぱり気休めか?」

翌日も一応、デパスは飲まずに、しかし、あまり得意では無いラベンダーのアロマを部屋に充満させ、エアコンで除湿して温度調整してから寝た。

翌朝起きてみると、ノンストップで6時間半眠る事ができていた・・・!!

ついにデパスから解放か?
翌日はまたやや浅い眠りだったため、0.25mg(当初の1/4)飲んで寝た。

丁度時期が時期だったので枕が全てとも思わないが、促進する効果はあったと思う。
大分戻ってきた。大分完治したと言える日が近づいてきたと思った。

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2007年6月23日 (土)

不眠対策実施項目

不眠状態の際に何とか眠ろうといろいろ試したものを記録として残す。

デパスを処方されてしまったせいで、むしろ無いと眠れない状態になった気がする。

なお、第1回目の際は、これに対する西洋薬は全く飲んでいない。

第1回目は、眠るためにめまいがする中、鶴見川の河原をランニングしたりしてみたが、全く効果なく、むしろ更に具合が悪くなった。

第2回目の今回も、ウォーキングで4時間とか歩いてみたが、全く効果なしで疲れすら感じないありさまだった。

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2007年6月24日 (日)

山田朱織医師の整形外科枕と整体

先に書いた山田朱織医師の講演での話。

日本睡眠医学会に入っている医師で整形外科は彼女ともう1人だけで、他のメンバーはほとんどが精神科か心療内科の先生だという。

彼女の理論では、寝ているのは長時間だから寝具特に枕が合わないと頸椎を圧迫して肩こりや不眠になると言う。
枕を合わせると6kgの頭が安定して寝返りが自由に打ててそれらが解消される。

ん?これって・・・これって寝ている間に自重で整体しているという事では?

「整形外科は骨と筋肉が専門ですから…」
やっぱり、整形外科と整体は近い位置にあるのだ。

洋の東西を問わず目指す方向は同じだと自ずと近づくようだ。

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2007年6月27日 (水)

第23回目の経過報告

毎日だいたい同じで、安定しています。

・就寝時デパス服用は0.5mg~0.25mgに減量して継続。
 まだ飲まないと就寝後2時間で目覚めてしまいます。
 睡眠時間は相変わらず5時間前後です。
・先日報告しましたが、6/22(金)のみ、デパス無しで
 6.5時間連続で眠る事が出来ました。
・気にならない程度ですが腕・肩・脚・上顎などがジンジンする
 というか、落ち着きが無いという感じは残っています。
・動悸もたまに弱くありますが、気にならない程度。
・めまいは出なくなりました。
・小太郎の加味逍遙酸エキス継続。

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2007年6月29日 (金)

病状日誌 第25-26週目

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主たる症状:眠りが浅いのみ。
デパスは0.5mg〜0.25mgにして継続だが、
飲まなくても6.5時間眠れた日があった。
めまい、全身の不安定感等もすっかり無くなり、食欲も完全に戻る。
便に消化不良の傾向が見られていたのも解消された。

処方箋:コタロー加味逍遥散エキス 14日分
デパス 0.5mg×2 14日分
※よく考えると0.5mg×1でも十分だった。

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