病院の方ではこれまでの通院歴と投薬歴を伝えた。
『山田先生の所は2回行ってないですか?・・・』
『この先生はまた有名な先生ですね・・・大分"冷え"をやってると思ったんだけど。』
どうも、こんな有名な先生方が診てきた患者がうちに来るのかといった様子。
しかし、私はその時点で既に漢方薬は全く飲んでいなかったから、
向精神薬を極力減らし漢方薬だけでコントロールできるようにしたい
というのを診療理念にしているこの医師に、よしあしは不明でも乗り換える事にした。
「先生、私のような症状の人を診たことありますか?私の周辺にはうつ病とパニック障害になった人がいるが、その人たちにどうもそれではなさそうだと言われました。」
『心療内科はあなたのような症状の人ばかりです。』
これまでの先生が精神科系の漢方薬を出しているのに対し、冷えを取る方向の薬を出すと言う。
私が体が異常に冷えて不安定になるのには精神安定剤は効いていないと言ったところからそうしたようだった。
私は既に食べられないのが1ヵ月半続いていたので痩せていた。
医師は「虚証」と判断したようで、
ツムラ当帰四逆加呉生姜湯エキス(38)
ツムラ柴胡桂枝乾姜湯エキス(11)
が処方された。
「先生、これまで飲んでいた精神安定剤も出してもらえませんか?」
『これはねぇ。。。』診療理念に反するので出したくない様子。
「私だって飲みたく無いんです。でも眠れる自信が全く無い。」
結局前と同じく寝る前に1錠、日中頓服的に半量のものを飲むという同じ薬を出してもらう事になった。
ツムラ柴胡桂枝乾姜湯(11)は効いたようだった。
夕方に具合が悪くなることが多かったが、それはこの薬を飲んで1.5時間程度すると
少し緩和され足が暖まる方向になった。
1週間後、ツムラ当帰四逆加呉生姜湯(38)は中止になり、代わりに、麻黄湯(27)を昼だけ飲むと言う事になった。
『体を温める方針で行きます。この薬は長期に飲めないので3月位まで。。。』
この薬を飲むと確かに体は温まった。日中の精神安定剤は中止することが出来た。
しかし、下痢、動悸など副作用(私は瞑玄ではないと思っている)が出て、
正直今もこの処方には疑問である。
夜間の動悸を強く訴えると、「1日1回なのにおかしいですね」と処方を変えるという。
3週後、眠れないという症状からか、ツムラ酸棗仁湯エキス(103)だけになった。
1週間精神安定剤と共に飲んだが、不眠はよくはならず、
昼間治まっていた首~肩の異常緊張が少し戻った気がした。
「先生、前の11番の薬はまた飲めないでしょうか?また首の後ろの張りが出そうで…」
いくつか質問をされたが、最初のカルテにも書いた通り、元々生理痛はとてもひどい。
その事を聞いて、代表的婦人薬の1つであるツムラ当帰芍薬散エキス(23)が追加される事になった。
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