7. 自律神経失調症第1回目(1991年)

2007年5月28日 (月)

15年の発症の状況

私はまだ20代で、仕事はそこそこに、遊び倒していた。
その頃はむしろ楽しい毎日だった。

発症の前に腰痛があった。
原因は正確には不明でだが、仕事で重いものを運んだりもしたし、
テニスをバリバリにやっていたので、その辺が原因だと思っていた。
しかし、風邪ひとつひかないような健康体だったので、
このくらいの腰痛はいずれ治ると思って、湿布を貼って普通に生活していた。
しかし、次第に何していても痛くて、寝ていても痛いほどになってしまった。
整形外科にでも行こうかと思っていた矢先、仕事中にふと血の気の引く系の
めまいがした。具合が悪いので、仕事を途中にして帰ったが、家で休んでも
全くめまいが止まらない。しかも夜も眠れなくなってしまい、翌日総合病院の整形外科
にかかった。以降あまりに昔過ぎて覚えていないのだが、ともかく、腰痛ではめまい
は起こらないと言われて、脳神経外科から耳鼻科、内科、婦人科・・・・と次々受診し、
どこも悪くないから「帰って寝てろ」的な扱いをされて帰った。しかし、益々具合が悪く、
更に翌日、評判の良い他県の整形外科にまで行って診てもらった。その時には
めまいと体の冷えに加え、過呼吸と異常な肩こりになっており、
「どうしちゃったの、これ、力を抜きなさいよ、力を」と言われた。
力が抜けないから受診しに来ているのです。
そこで先生が出したのが精神安定剤だった・・・私は相当ショックでした。
「精神病だと思われている。どうして、こんなに体がおかしいのに....」

結局その薬は飲む気がせず、家で苦しんでいた。
「寝れば治るだろう」と思っていたので、何とかして寝ようと、めまいがしたまま
近所をランニングしましたが、全く効果無し。更には体温を発生できなくなり、
風呂に入っても温まれず、ついには肩が張り過ぎて左耳が聞こえなくなった。

こんな状態で5日後、会社の女性の先輩から電話があり、針灸整体を受けてみたらと紹介された。
何せずっと健康体で、そんなものにはお世話になった事もなく、信じてもいなかった私だったが、
「どこへ行っても治らないような人が行くの」と言われて、
あまりの強烈な症状にあったためすぐさま電話して診てもらった。
ともかく何でもいいからめまいを止めて欲しい。。。生まれて初めて針灸整体というものを
やってもらった。

結果・・・何と1回でめまいが止まった。発症して7日目だった。

翌日は会社に出た。紹介してくれた先輩に驚かれた。
しかし夕方になるとゆり戻しがあり、また針灸・整体師の方に電話して
治療してもらい、最初は毎日、その後隔日、週1回と段々間隔が空き、
最後には治すところが無くなったようで、整体師の方の方から終わりが告げられた。
1回5000円で完治するまで50万円位かかったので相当な回数行ったと思う。
そこで聞いた話が自律神経の事だった。「…自律神経失調症という病気があるのか・・・」

めまいが止まって一応出社できるようになった時、会社で別の方に
(財)日本漢方医学研究所付属渋谷診療所」を紹介された。
「普通の病院に行って治らない人とかがよく来てるんですよ。保険診療です。」

一刻も早く治したかったので、これも同時に行ってみた。
当時は漢方医は少なかったし、そもそも普通の人は漢方医学など信じていない時代だったから、
私などには全く訳がわからなかった。
こちらはどの程度効果あったのか定かではないが、山田享弘医師に診てもらい、
ツムラ加味逍遙散エキス+コタローの何かエキス剤を混合したものを出してもらってしばらく通院していた。

食欲も無くなってしまったので、胃腸科で人生ではじめてバリウムを飲んでレントゲンも撮った。
結果は「胃下垂で胃が大きい。」異常無しだった。

整形外科で精神病扱いされたが、やむをえず受け入れる事にし、精神・神経科にも行ってみた。
しかし、それはこの病気の回復には適していなかった。理由は最初から精神病者扱いで、
身体の症状をちゃんと聞いてくれているように思えなかったから。
というか、身体症状を散々説明しても、「嘘を言っている」ようにとられた。

こうして、今思うと「漢方医学のみ」で、半年以内に全ての症状が消えた。
本当に、恐ろしい状態でした。死ぬ直前とはこんな感じかと思いました。
しかしその後すっかり忘れるほど体は安定した。

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