漢方と私
今回時間がずいぶんかかったので、
その間漢方(日本の伝統医学、漢方薬+鍼灸)に妙に詳しくなってしまった。
漢方...似た症状に15年前になった時に初めて出会った。
職場の先輩の女性から鍼灸、後輩の体が弱くて西洋薬が
合わないという女性から漢方医を紹介された。
この2人が身近にいなかったら、あの時死んでいたかも知れないと、
2度目に罹った今回、改めて2人に感謝している。
そもそも化学の女な私は、漢方、とりわけ針灸整体は全く信じていなかった。
しかし、「西洋医学で治せない病気がある」という事を身をもって知った。
今後も漢方とは長いつきあいになりそうである。
明治以前の日本は医学といえば漢方で、2000年以上の歴史があり、
正当な医療行為であり、効かなければ打ち首にされたりしたから、
残っているもの効かないはずが無いという事だそうである。
確かにその通りだと思う。
最近知った漢方薬の構成「君臣佐使」;
・上薬 君 副作用の消去・軽減
・中薬 臣 上薬の薬効を増強するもの
・下薬 佐使 治療効果の中心をなすもの
の考え方は実に「古くて新しい」と感心した。
そもそも西洋薬はこのような生薬から薬効成分だけを取り出したものだから、
結局は同じものなのだろうが、
「ともかく悪い所を叩く」という西洋薬の考え方に対し、
「良い所を維持しつつ悪い所を叩く」という漢方薬の考え方は、
医薬のみならず、全ての事に通じる素晴らしい思想だと思った。
もちろん、細菌に対しては西洋医学しか手がないから、両方あってこそだと思う。
しかし、病気になった事によって、異なる思想を知るよいきっかけになったと思う。
それに、漢方医の先生はみなさん熱心で感心する。
なにせ、今現役の最も旬な先生たちは大学教育で漢方が排除
されていた時代の方々なので、皆さん余分に勉強し修行しているわけである。
しかも、西洋薬との相乗効果まで調べているのは日本しかないと聞いている。
オリジナリティが無いと言われる日本人だが、だからこそ、
中国伝来の医学と、現在の中国医学と西洋医学をmixして、
日本医学こそが難病を治せる最も進んだ医学として
発展して行って欲しいと思った。
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