東洋医学と出合って〜科学的思想と東洋医学
私は化学者だ。だから、もともと、最初にこの病気になる前の20代の頃は、
東洋医学は全く信じていなかった。
というか、東洋医学自体に意識が無かった。
しかし、ある日突然、近代西洋医学に強く疑問を持つ自体が発生した。
『どこも悪くないから入院させられません。家で休んでください。』
科学ライターの柳澤桂子博士も、30年以上に渡り同様の扱いを受けて来た。
アトピー性皮膚炎の友人も2ヶ月もの間入院迄させられて結局治らなかった。
現代人は誰しもが基本的に科学的ものの考え方をする。
私を含め今書いた3人は全員所謂理科系である。
そんな我々が、こうして「病院で治せない病気がある」事を知る。
そして次に口コミでわずかな望みを託して扉を叩くのが東洋医学だった。
柳澤先生は新薬が効いたようだったが、少なくとも私とアトピー性皮膚炎の友人には東洋医学は劇的に効いた。
わずかな望みどころかそこには、科学とは全く別の大河が流れていた。
それで漢方薬/漢方医学、西洋薬の歴史や薬理学の入門書を読んだ結果、
現在のところ以下のような見解である。
「そもそも漢方薬>>西洋薬 で当たり前」。
理由: 西洋薬はせいぜい100年位の歴史、しかも精神科系の薬の真っ当なモノに至っては20年位の歴史しかない。
例: デパス(エチゾラム、マイナートランキライザー)承認年月日 1983/9/21
ソラナックス(ベンゾジアゼピン、マイナートランキライザー)承認年月日1984
パキシル(SSRI、抗うつ剤)承認年月日 2000/9/22
それまでの長い間、東アジア人の病気を治してきた治療薬/治療法にかなうはずない。
効果があり副作用の少ない新薬が人類の英知を集めて手に入れられるようになったのは、せいぜいこの40年位なので、
そんな1人の人生も終わっていないような間に出来たものは、
危ないものばかりであって当然。
しかし、それでも知恵を集めて創っただけの事はあり、
漢方薬の時代には治せなかったものが治せるあるいは
症状を軽減させられるようになったのは大きな進歩。
漢方薬だって、現在の処方に至るまで人体実験で失敗を繰り返してきて
得られた結果なので、その点は同じ。
西洋薬(新薬)は実はまだまだ駆け出しで、これからのものである。
これからいくつも失敗を繰り返して、多くの人命の下に信頼できる薬が誕生していくんだと思う。
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