11. 東洋医学について

2007年6月20日 (水)

東洋医学と出合って〜科学的思想と東洋医学

私は化学者だ。だから、もともと、最初にこの病気になる前の20代の頃は、
東洋医学は全く信じていなかった。
というか、東洋医学自体に意識が無かった。

しかし、ある日突然、近代西洋医学に強く疑問を持つ自体が発生した。

『どこも悪くないから入院させられません。家で休んでください。』

科学ライターの柳澤桂子博士も、30年以上に渡り同様の扱いを受けて来た。
アトピー性皮膚炎の友人も2ヶ月もの間入院迄させられて結局治らなかった。
現代人は誰しもが基本的に科学的ものの考え方をする。
私を含め今書いた3人は全員所謂理科系である。
そんな我々が、こうして「病院で治せない病気がある」事を知る。
そして次に口コミでわずかな望みを託して扉を叩くのが東洋医学だった。

柳澤先生は新薬が効いたようだったが、少なくとも私とアトピー性皮膚炎の友人には東洋医学は劇的に効いた。
わずかな望みどころかそこには、科学とは全く別の大河が流れていた。

それで漢方薬/漢方医学、西洋薬の歴史や薬理学の入門書を読んだ結果、
現在のところ以下のような見解である。

「そもそも漢方薬>>西洋薬 で当たり前」。

理由: 西洋薬はせいぜい100年位の歴史、しかも精神科系の薬の真っ当なモノに至っては20年位の歴史しかない。

  例: デパス(エチゾラム、マイナートランキライザー)承認年月日 1983/9/21
   ソラナックス(ベンゾジアゼピン、マイナートランキライザー)承認年月日1984
   パキシル(SSRI、抗うつ剤)承認年月日 2000/9/22

それまでの長い間、東アジア人の病気を治してきた治療薬/治療法にかなうはずない。
効果があり副作用の少ない新薬が人類の英知を集めて手に入れられるようになったのは、せいぜいこの40年位なので、
そんな1人の人生も終わっていないような間に出来たものは、
危ないものばかりであって当然。
しかし、それでも知恵を集めて創っただけの事はあり、
漢方薬の時代には治せなかったものが治せるあるいは
症状を軽減させられるようになったのは大きな進歩。
漢方薬だって、現在の処方に至るまで人体実験で失敗を繰り返してきて
得られた結果なので、その点は同じ。
西洋薬(新薬)は実はまだまだ駆け出しで、これからのものである。

これからいくつも失敗を繰り返して、多くの人命の下に信頼できる薬が誕生していくんだと思う。

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2007年6月22日 (金)

鍼灸治療の得意分野「自律神経失調症」

私は自律神経失調症に2度かかり、2度回復した。
漢方薬も飲んだが、何と言っても「鍼灸治療」が圧倒的に効果あった。
実際、自律神経失調症が鍼灸治療の最も得意とする分野である。
鍼灸学の本をぱらりと眺めたりすると、たいてい「自律神経」とか「ストレス緩和」とかいったことが書いてある。
最初に書いたが、自律神経失調症は「リラックスする能力が失われる」ものなので、
神経痛や腰痛に効くことを考えても鍼灸が最も有効な治療方法なのだ。

私は病状を会社の健康管理センターの保健師説明した際に、自律神経失調症で鍼灸治療を受けていると言ったら、
「肩こりですか?医師の紹介ですか?」と聞かれ、大変がっかりした。
保健師は病気でなく予防医学についてはもう少し知識があると思った。

鍼灸は「医学」なのですよ。

鍼灸治療の本にもたいてい書いてあるが、確かに日本では鍼灸治療は整形外科でしか活用されていない。
整形外科から治療の必要があると認められれば、鍼灸が紹介される。
確かに健康保険が効くからそのルートが正しいと考えるかも知れない。
しかし、これは森鴎外以降、ドイツ医学が正しくて東洋医学は未開で野蛮なものと勝手に決め付けられた
国の欧風化政策のせいでそうなっただけで、
実際には鍼灸治療自体を先に考えたっていいはずだ。
神経痛や不定愁訴などは、近代西洋医学でも直せないし、病気と断定すらできないので、
それ以外を主の治療方法として認める訳にはいかないという事情はある。

『自律神経失調症は病気ではありません。これは「気」の不足です』。

治療を受けている梁島鍼灸師は言う。
「気」は東洋医学独自の考え方で、近代西洋医学には無い。全てを物質に求めている。
「気」も物質をみつけられさえすれば西洋医学でも取り入れられるのだろうが、
現在までの所、エビデンスがみつけられない。

「気」が最初から定義されている東洋医学では、自律神経失調症はだから治せる病気になる。

なお、梁島先生は大学病院と提携していて、東洋医学側から西洋医学の病院を紹介する。
西洋医学が向いている病気だってあるからだ。

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2007年7月14日 (土)

自律神経失調症と呼ばれる症状に東洋医学が有効な理由

自律神経失調症は要するに「その他の雑病」で、いろいろな病名がつけられている。最近ネットサーフィンしていたら、こういう記事をみつけた。

http://lllaser.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_8dfe.html

精神科分野のものではないとしているが、非常に少数派のご意見だと思う。

西洋医学は病名治療なので、自律神経失調症状のある患者にいろんな病名をつけられるようである。これは要するにまだまだ判っていないのだということを示しているのだと思う。

これに対し、東洋医学は病名は無く、そこに患者と症状があるだけとの事なので、治療方針がみつかる。現状では東洋医学が最も有効な策のようだ。

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2007年8月 1日 (水)

東洋医学によるメンテナンス

物体としての肉体の補修:漢方薬
グリースアップメンテナンス:針灸
エネルギーの充填:気功

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2007年8月 2日 (木)

今日考えた東洋医学と西洋医学

東洋医学
調和の医学。
人間も生物なので、あくまでも通常の生命活動の行為の中で体を元に戻す。体を強化する食物を濃縮して摂取する。

西洋医学
戦いの医学。
人工で自然に対抗する。この世に無かった化合物を戦士として体内に送り込み、病原と戦わせる。

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2007年8月 3日 (金)

素問より

聖人は、すでに病んでしまったものを治すのではなく、未病を治すものである。また、国が既に乱れてしまってから治めるのではなく、まだ乱れないうちによい政治を行うものだ、と古くからいわれる。病気になりきってしまってから薬を服んだり、国が乱れてから政治を行うというのは、たとえていうなら、咽が渇いてから井戸を掘ったり、戦いが始まってから兵器を製造するようなもので、遅きにすぎる。

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2007年8月 6日 (月)

東洋医学の治療のイメージ

鍼灸:体の調律
漢方薬:体を構成している物質の不足を補うか、正しいものと置換する。

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2007年8月 9日 (木)

悩む!漢方医学と中医学

本日、日本薬科大学の公開講座で、
丁宗鐵先生の講義を聞いた。
講義と言っても、本当の一般向けなので、専門性は低いが、
ずっと漢方に関わって来た人の話を聞くのはためになった。
私は愛国心に燃える女なので、
漢方医学の独自性と、日本人の長寿を考えると、
やはり漢方を支持したくなり、
つい先日迄、顕著な効果があったと周りから聞いている中医学を勉強しようかと思っていたが、
気持ちは非常に揺れた。
漢方医学=世界に向けて売り出し中の日本文化。

日本の宝。

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2007年8月31日 (金)

大学病院の東洋医学科

よく調べるとここ数年で大学病院にいつの間にか東洋医学科が出来ていた。

東洋医学というと鍼灸まで含まれるらしいが、どうせ漢方薬による湯液療法だけだろうと思っていたら、鍼灸師の方がいるのには大変感心した。

私のように、本当に鍼灸治療が劇的に効いた人間にとっては、鍼灸が正当な医療として認められるのは、本当に喜ばしい事と感じる。

[東洋医学科(鍼灸あり)を設置している大学病院]

東邦大学医療センター大森病院

日本医科大学

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2007年9月 9日 (日)

東洋医学に恋してる

今日は1日、前にやっていた化学系の研究の結果を見直して、今後どうするかについて考えるつもりでした。
一応、2006年の発病する前までの結果を並べて見ていたのですが...
正直、だんだん上の空になり、自律神経失調症のブログの更新をしはじめてしまいました。
漢方薬の検索をしていると...
何と、国立情報学研究所の論文情報データベースに、
無料公開になっている日本東洋医学会の学術雑誌を発見!
京都の漢方医の歴史やら、最近の臨床結果、21世紀の鍼灸の目指す所などなど、
興味深い話題が、さすが日本の伝統医学、理工学系の雑誌と違い、「日本語」で述べられており、
あまりの興味深さに100ページ以上印刷してしまいました...

私・・・私もうだめかも..,理工学に戻れそうに無い。
この8ヶ月以上続く凄まじい情熱はいったい何...
かといって、医学や薬学に今更転向出来ないし、

ともかく、信じていなかった、科学でない「東洋医学」は本当に効いた。

身をもって知ったことには人間興味がつきないようである...

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2008年1月 2日 (水)

発熱する体に変わる

私は今般の東洋医学の治療で体質が変わりました。
以前は大変寒さに弱く、変温動物かと言われたものですが、
この冬は、寒くなると体が発熱して寒さに対抗しているいます。
先程も寒空の下に1時間以上も立っていましたが、
以前なら脳貧血起こすところ、何も起こりませんでした。
相変わらず特に胴体が発熱しています。
東洋医学恐るべし。

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2008年4月 7日 (月)

医学書@国立公文書館

南北線に乗っていたら、社内広告に 「病と医療」と書かれた赤いポスターが。

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よく見ると、経絡らしき人体図と、漢文で書かれているような書物の画像です。
これはもしや...
私は恐らく、お世話になった漢方医学・鍼灸などの関連書物が展示されているのだろうと踏んで、 行ってみることにしました。
国立公文書館なんて初めて来ました。
よくもまあ、こんな私にぴったりの企画展があったもんです。
早速入るといきなり「無料」。そして写真の全展示物をカラー掲載した、素敵なパンフレットをくれました。
展示といっても古書ですから、文字をガラスケース越しに見るだけです。
説明文も書いてありますが、めんどうなので、音声ガイドを借りました。これまた無料!
私はもちろん58個の全展示物に対する解説をくまなく聞いてしまいました。
『経脈図説』『傷寒論』『養生訓』を見ることができました。

驚いたのが、江戸の昔、細菌による感染症という考えが伝来する前は、結核は「心の病」とされていたとの話です。どこかで聞き覚えありませんか?やっぱりまだ判っていないのですよ。未上陸の大陸は残されているという事だと思います。

http://www.archives.go.jp/exhibition/haruaki_20_haru.html

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